成功する転職の手順まとめ【コンサル業界と大手メーカー】

 

この記事では、三菱電機→デロイトトーマツコンサルティング→パナソニックと、大手メーカーや外資系経営コンサルタント企業を渡り歩いた私が、成功する転職の手順を解説します。

 

 

転職するべきかの判断

転職を悩む人

 

 

まずは本当に転職するべきか!?

 

判断が必要ですよね。

 

 

判断するためにも転職をする目的を整理しましょう!

 

転職目的をしっかり考えると、後の面接活動にも活かすことができます。

 

 

 

転職する目的の例

 

キャリアアップを目指す

 

別の業界を見たい

 

ブラック企業脱出

 

よりよいワークライフバランスを求める

 

地元に帰りたい

 

 

 

転職するべきかの判断基準はこちらの記事を参考にしてください。

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転職を決意した瞬間の写真

 

 

 

 

転職活動は働きながらするべき!

働きながら転職活動

 

退職して転職活動を始めるか悩んでいる方

 

「決断に焦りをいれない」「職務経歴書に空白期間を作らない」「金銭的な余裕」など、働きながら転職活動をするメリットはたくさんあります。

 

 

詳しくは「転職活動は在職中に働きながらするべき理由」の記事を参考にしてください。

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働きながら転職活動をしている

 

 

働きたい会社の調査

会社の調査

 

 

どの業界がいいか

 

どの業界がいいか考えるには、「転職の思考法」という本がおすすめです。

 

この転職ブームの中、18万部以上も売り上げた有名な1冊です。

 

 

自分の市場価値の上げ方や、狙う市場など、就職活動をする方には必須の知識が盛り沢山です。

 

読みやすい構成で、スラスラ読めるので本屋で立ち読みもありですよ^^

 

 

興味がある方は「転職の思考法」の要約と感想【5分でわかる】を参考にしてください。

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「転職の思考法」本の表紙

 

 

・転職の思考法の購入はこちらから


 

 

 

 

メーカーを検討している方で、パナソニックに興味がある方は「経験者が語るパナソニック就職【年収、福利厚生、社風など徹底解説】」の記事も参考にしてください。

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三菱電機に興味がある方は「経験者が語る三菱電機への就職【年収、福利厚生、社風など徹底解説】」の記事を参考にしてください。

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コンサル業界を検討している方は、「経験者が語るデロイトトーマツコンサルティングへの就職【年収、福利厚生、社風など徹底解説】」の記事を参考にしてください。

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デロイトトーマツコンサルティングのロゴ

 

 

市場は拡大傾向にあるか

 

これから拡大していく市場で働くことは重要です。

 

給料が上がりやすい!長く働ける!需要が多く転職も可能!!

メリットばかりです!

 

 

例えば、ペーパーレスが叫ばれているこの時代のプリンター業界。

EV(電気自動車)が主要になる未来が待っている現代でガソリン車のエンジンの開発などなど。

 

※好きであれば斜陽産業(市場が落ちていく)で働くのも、もちろんOKです!
需要は減っていきますが、好きであればその中でも上位のポジションを取れるはずです^^

 

 

働きたい会社の条件

 

年収

 

まずは年収を確認しましょう。

 

どんなにやりたいことにマッチしていても、年収が低すぎると続かないですよね、、

 

 

福利厚生

 

・住宅補助

家賃補助、寮、社宅はあるか確認しましょう。

 

福利厚生の中でも住宅補助は出費を大きく減らせるので最も重要だといっても過言ではないはず!

 

逆に、他の費用補助(勉強費用の補助など)は年収にのってきますのであまり気にしなくてOKです。

 

 

・引っ越しの補助

 

転職に伴い引っ越しが必要な方は要チェックです。

 

引っ越し代だけではなく、新しい住居の敷金礼金もかかります。

 

特に家族で暮らしている方は50万円を超える可能性もありますので、確認してください。

 

 

 

働く場所

 

・転勤がないか

 

転勤があるかは事前に確認しましょう。

 

業界や会社名でぐぐるとおおまかにはわかりますよ。

 

 

・通勤時間は長すぎないか

 

都会にある会社を魅力的に思う人は多いと思いますが、通勤に満員電車で1時間以上かかるなどざらにあります。

 

ここで働くならどこに住むのがいいのかな?まで考えてみましょう。

 

 

働き方

 

どんな制度があるのか。

また、その制度はしっかり使われているか。

 

要チェックですね。

 

 

■確認する制度

・有給取得率

・フレックス

・テレワーク

・サテライトオフィス

 

 

 

柔軟な働き方を求める方は要チェックですね!

 

 

 

 

募集条件を満たしているか

 

募集の条件を満たしていなくても書類選考を突破できることはあります。

 

迷ったらGO!のマインドでいきましょう。

 

 

資格

 

最も多くの企業で見られるのがTOEICです。

 

英語を話せるか?はTOEICでは測りにくいですが、日本ではほとんどの会社が英語力をTOEICで判断します。

 

 

私が外資系経営コンサルタント会社に内定を頂いたときはTOEICが485点でした。

 

英語は勉強すれば誰でも上がるので入社には問題ないという理由でした。

 

当時は28歳と若さからもTOEICが必須ではなかったのだと思います。

 

 

 

これからもわかるようにTOEICは必須ではありませんが、点数が高いにこしたことはありません!

 

 

TOEICの点数を上げたい方はこちらの記事もおすすめです。

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英会話をしている様子

 

 

 

年齢

 

募集されている職種の年齢制限を確認しましょう。

 

ただし、少々超えていても問題ない会社が多いです。

 

リクルートなど極端に年齢にこだわっている会社は厳しいかもしれませんが、ごく稀です。

 

 

経験、スキル

 

〇〇の実務経験1年以上などよく見かけますね。

 

この基準も完全に満たしていなくても問題ありません。

 

 

社歴

 

・コンサル業界

コンサル業界では、コンサルの職種のまま転職する方が多いです。

 

会社によって得意分野が変わるので、スキルアップに役立ちますね。

 

また、転職するだけで給料が上がることもあります。

 

 

他にもメーカーからの転職者が急増しています。

 

人員不足の背景もあり、コンサルへの依頼が多く業界は右肩上がりです。

 

メーカー経験者で専門知識を持っている人や人脈がある人は重宝されます。

 

 

 

・大手メーカー

 

大手メーカーもコンサルほど盛んではありませんが、大手メーカーから別の大手メーカーへの転職が増えています。

 

最近の傾向ですと、設備メーカーや中小企業のメーカーからの転職者も増えています。

 

大手メーカーでは外注が多く、図面が書ける人やハードに詳しい人が少なくなってきている背景があります。

 

 

 

学歴

 

最近の転職業界では学歴を重視する会社は減ってきたように思います。

 

稀に学歴を重視する会社もあります。

 

 

 

 

会社を絞る

 

まずは会社を決めるためにも自分の就職活動の軸(優先順位)を決定しましょう。

 

■優先順位の例

1位 働く場所

2位 職種

3位 給料

 

転職の軸を決めておくと、この後の転職エージェントとの話もスムーズにいきますよ^^

 

 

 

 

受験前の調査

 

 

転職の費用

 

引っ越し費用

引っ越し費用は希望の場所によって大きく変動します。

 

高めに見積もっておいて、転職後に生活が苦しくなるということは避けたいですね。

 

転職に引っ越しが伴う方は「引っ越し業者はアートがおすすめ【転職に伴う引っ越し】」の記事を参考にしてください。

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アート引越センター

 

貯金

 

転職を急いでいない方は、自分が安心する額の貯金を用意しましょう。

 

 

■例

最悪1年間ニートになっても生活できるように200万円は残るようになど。

 

 

 

転職スケジュール

 

早い人で3ヶ月程度かかります。

4ヶ月以上となるとモチベーションが低下しますので、短期決戦が基本です。

 

1.準備(3週間)

・転職エージェントへ登録して、打ち合わせ、企業を探す

・応募資料(履歴書、職務経歴書など)の作成

 

2.応募(3週間)

・筆記試験

・書類選考結果待ち

 

3.受験(6週間)

※面接回数と企業の連絡待ちによって変わります。

 

・面接日程の調整

・面接

・結果待ち

 

 

 

準備

 

どんな試験があるか調査

 

筆記試験(SPIやSCOREなど)は何がある?

コンサル業界はケーススタディやフェルミ推定など特殊な筆記試験があります。

 

 

 

面接は何回ある?

 

 

面接で聞かれることが多い内容は?

 

 

 

ポートフォリオ

 

IT業界では自分の作品をまとめたポートフォリオが必要になります。

 

コンサルやメーカーでは自分の実績がわかるように職務経歴書を作成すればOKです。

 

図やグラフを用いると実績もわかりやすく効果的ですよ。

 

 

 

応募

応募している人の写真

 

転職エージェントの登録

 

転職エージェントは比較検討のためにも3社以上登録しましょう。

 

詳しくはこちらの記事でまとめていますので参考にしてください。

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書類作成

 

履歴書

 

転職を希望されている方は1度は書いたことがあると思います。

 

転職エージェントが企業を探すのにも利用されますので、早めに書いてしまいましょう。

 

 

職務経歴書

 

決まったことを書く履歴書とは違って、職務経歴書は合否を分ける重要な書類です。

 

自分の経験やスキルをアピールするのはもちろんのこと、

 

受験する業界や会社がどんな人材を求めているかを意識して書くことが重要です。

 

 

特に決まったフォーマットはありません。

 

ぐぐるとサンプルがたくさんありますので自分好みのものを探してみてください。

 

 

応募

 

複数の会社へ応募

 

複数の会社に応募すると大変そう、、

 

気持ちはわかります。

 

ただし、会社を1つずつ応募していくとどうしても時間がかかります。

 

応募して、書類選考の結果が来るまで2週間、、

落ちて次、、とやっているとあっという間に数ヶ月経ってしまいます。

 

就職活動が長期に渡ると、疲労もたまり、だんだんモチベーションが低下してきます。

 

ちょっと無理してでも10社程度は申し込みましょう。

 

 

書類選考にたくさん受かって、嬉しい反面どうしてもさばききれない、、

となれば面接をお断りすればいいだけです。

 

お断りの連絡は転職エージェントに伝えるだけですので、変なストレスもかかりません。

 

 

受験準備

 

 

面接対策

 

担当の転職エージェントと面接対策をしましょう。

 

もちろん担当の方が優秀かどうかで、面接の結果は大きく変わってきます。

 

 

 

また、転職経験がある知人がいれば面接対策をお願いしましょう。

 

 

コンサル業界の面接対策をしたい方はこちらの記事を参考にしてください。

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筆記試験対策

 

会社によって異なりますが、SPIやSCOREなどがあります。

 

参考書2冊分解けば十分です。

 

おすすめの参考書のリンクを載せておきます。

 

基本的にはランキング上位の参考書であればなんでもOKです。

 

 

○SPI対策の参考書


 

 


 

 

 

○SCOA対策の参考書


 

 

 

 

受験

複数人が面接をしている写真

 

働きながら

 

受験は可能な限り働きながら進めていきましょう。

 

退職してメンタルに余裕がないと面接にも影響します。

 

 

 

面接でPCを使う

 

これは意外に思われる方も多いかもしれません。

 

面接で企業の方から得られる情報は、次の面接他の企業の受験にも役立ちます。

 

しっかりメモを取っておきましょう。

 

 

いつも聞かれる内容(志望動機や転職理由など)のメモを表示しておき、ど忘れした時の保険にも使えますよ。

 

たまに古い方で、嫌がる方もいます。

 

そんな古い体質の会社は転職しないほうが無難だと思いますが、、

 

気になる方は「PCでメモを取らせて頂いても宜しいですか?」と一言入れておきましょう。

 

私は20社程度、受験しましたが1度も注意されたことはないので問題ないと思います。

 

 

スマホの録音機能を利用するのもありですね。

※録音する場合はカバンの中に入れておくなど工夫は必要です。

 

 

内定

 

転職エージェントをフォローする

 

担当者によっては連絡が遅い方もいます。

 

1週間に1回程度、企業から結果がきていないか連絡を入れましょう。

 

優秀な担当者でも人間ですので、企業からの連絡を見落としている場合もあります。

 

 

2週間連絡がこなければ諦める

 

基本的には2週間連絡がこなければ諦めましょう。

 

不合格の連絡を伝えてくれない会社もたくさんあります。

 

 

 

内定後

 

返事を保留にする場合

 

内定後に他の企業の連絡を待ちたい人は返事を保留にしましょう。

 

企業によって変わりますが、だいたい2週間程度は待ってもらえます。

 

内定を頂けるということは、優秀な人材だと認識されているので保留期間の延長をできる会社も多いです。

 

 

 

内定の条件確認

 

内定後は浮かれてばかりもいられません。

 

しっかり内定の条件を確認しましょう。

 

内定前は聞きにくかった、会社の制度などはここでしっかり確認しておきましょう。

 

 

 

給与の交渉

 

内定の条件で給与に不満がある場合はここが交渉のタイミングです!

 

企業側も優秀な人材が欲しいので融通がきく場合もあります。

 

転職エージェントにお願いして、しっかり交渉してもらいましょう。

 

交渉にはもちろん適切な理由を添えてお願いしましょう。

 

 

 

退職

退職して行く場所

 

 

退職日を決める

 

できるだけ今の会社とは穏便に退職できる日程にしましょう。

 

プロジェクトのキリがいい。

 

繁忙期の後などが望ましいです。

 

出戻りや取引などでいつの日か再度お世話になる可能性も0ではありません。

 

 

しっかり業務の引継ぎができるように退職日を設定しましょう。

 

 

内定を頂いている企業から「早く入社して欲しい」と言われるかもしれませんが、融通はきくはずです。

 

有給が残っていればしっかり消化して退職しましょう。

 

ボーナス日も考慮してくださいね!

 

 

 

上司へ退職を伝える

 

遅くとも退職する1ヶ月前には上司に伝えましょう。

 

引き止めに合わないためにも退職願を書いて、渡すことをお勧めします。

 

 

法律(民法627条)では次のように書かれています。

「雇用は、解約の申入れの日から二週間を経過することによって終了する。」

※法律が気になる方は電子政府の総合窓口から確認してください。

 

 

退職願を受理された日から2週間という意味です。

 

退職を上司に伝えても、会社によって退職願の正式なフォーマットがある場合もあります。

 

余裕をもって伝えるようにしましょう。

 

 

 

引き止め

 

上司から引き止めがある場合もあります。

 

その場合は次の就職先も決まっているなど、確固たる意思を持ってお断りしましょう。

 

引き止めで心が揺らぐぐらいであれば、転職するべき時期ではないのかもしれません。

 

 

 

終わりに

 

いかがだったでしょうか。

 

この記事では、転職の手順をまとめた記事を書きました。

 

転職を考えている方は参考にしていただければ幸いです。

 

 

 

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