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詳しく知りたい!!
こんな疑問を解決できる記事を書きました!
この記事では、三菱電機元社員の私が「三菱電機の社長が辞任に追い込まれた【品質不正問題】」について解説します。
動画で見たい方はこちらから。
それでは見ていきましょう!
三菱電機の不正の詳細
まずは三菱電機の不正の詳細について見ていきます。
製品の検査で不正が行われました。
・不正が発覚した場所:長崎製作所
・不正した製品:
-電車の空調装置(エアコン)
-電車の空気圧縮機(ブレーキや扉の開閉に使用)
・不正の期間:30年以上
今回い不正が発覚した場所は、長崎の工場で「電車関係の製品」を作っている場所です。
30年以上も不正し続けていたというから驚きです。
逆に不正をして長期間、問題が起きなかったので正常かもしれませんね。(笑)
不正を知っていた従業員は30人程度もいたそうです。
組織的な不正ですね。
元社員としては、組織で不正をするのは想像もできないです、、
不正検査の手法
続いて不正検査の手法を見ていきます。
不正には、「数値を偽装するプログラム」が使われていたそうです。
不正をするために、わざわざプログラムまで作っているから驚きです。
不正には7つの手法が使われたと報道がありました。
そのうち2つをご紹介します。
■振動検査
・正常な検査
-製品を振動させて、亀裂や破損が生じないかを検査
・不正検査
-規定よりも負荷を下げて検査
-規定でやった場合の値を計算で推計
■防水検査
・正常な検査
-完成品に水をかける
・不正検査
-製造段階でカバーの防水検査をするだけ
どうするべきだったのか?
検査を変更したいのであれば、お客さんに申請をするべきです。
もちろん、許可がおりるかはわかりませんがルールは守るべきです。
株主総会
株主総会では、「不祥事のデパート」と嫌味を言われる場面がありました。
まずはエアコンの不正が発覚し、その数日後に圧縮機の不正が見つかりました。
三菱電機は以前も自殺報道で騒がれていましたし、何かと問題を起こしていますね。
「不祥事のデパート」と言われるのも頷けます。
三菱は知名度が高いので、マスコミにもターゲットにされやすいのはあります。
社長は辞めるべきだった?
今回の2つの不正で、社長は辞任を発表しました。
社長は辞めるべきだったのでしょうか?
今回の不正は30年以上続いているものです。
今の社長は、社長になって2~3年です。
トップが責任を取るのは当たり前ですが、一番を悪いのは30年前に不正を始めた人では?
社長は辞めるほどの責任はないのでは?と感じられます。
辞任発表のタイミングが早すぎる
それにしても辞めるタイミングが早すぎるのでは?とも感じられます。
これから他の場所でも詳細な検査が入ることが予想されます。
今後も不祥事が出てくる可能性は十分にありますので、社長も早く辞めて楽になりたかったのかもしれません。
今後の三菱電機はどうなる?
それでは今後の三菱電機はどうなるのでしょう??
株価を確認
株価を見て今後の三菱電機を予想します。
2回目の報道が出て、株価がガクッと下がっていることがわかります。
2つも続けて見つかると株価も落胆しますよね。
社長辞任の発表は週末だったため、この株価には反映されていません。
社長辞任のニュースでさらに下がる可能性あります。
さらには他にも不正が見つかると株価は暴落する可能性もあります。
他の検査もしっかり確認して、三菱電機が信頼を取り戻すのを願っています。
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終わりに
いかがだったでしょうか?
この記事では、三菱電機元社員の私が「三菱電機の社長が辞任に追い込まれた【品質不正問題】」について解説しました。
元社員としては、早期の信頼回復を願っています。
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