市場が年々大きくなっている経営コンサルタント業界。
市場が大きくなるにつれて優秀な人材を求め、年々採用を強化しています。
一昔前までは高学歴の人でないと入社できないイメージがあった人も多いのではないでしょうか。
しかし近年、転職市場では学歴よりも職務経歴が重要視される傾向があり、入社へのハードルが下がってきております。
この記事では、BIG4と言われる外資系経営コンサルタント企業のデロイトトーマツコンサルティングへ転職した私が、コンサル業界に向いている人の特徴についてお話しします。
※BIG4とは監査・会計・税務にも強い、以下4つの企業の事を指します。
・デロイト トウシュ トーマツ (Deloitte Touche Tohmatsu) – 略称:DTT, Deloitte.
・アーンスト&ヤング (Ernst & Young) – 略称:EY
・プライスウォーターハウスクーパース (PricewaterhouseCoopers) – 略称:PwC
コンサル業界に向いている人
向上心が高い人
新卒で入社された方は高学歴で優秀な方が多いです。
学歴で評価する企業が少なくなってきたとはいえ、受験戦争を勝ち抜いてきた人達ですから、優秀な人は相対的に多くなりますよね。
優秀な人達と働ける環境が整っているので、周りから知見を吸収しながら向上心を高く保って成長していくことができます。
幅広い業界を見たい人
コンサル業界の中でも担当部署が分かれています。
担当はメーカー、金融業界、教育業界などなど。
若いうちは担当部署の異動をすることも可能です。
基本的に会社に属していると、社風・やりがいなどは所属している1社の状況しかわかりません。
しかし、コンサル会社ではプロジェクト毎に顧客が変わるため、複数の会社の状況を見ることができます。
経営力、ロジカルシンキング、プレゼン力を身に付けたい方
・経営力
顧客からは経営課題に関する依頼が多いです。
会計、人事、IT、物流・・・など経営に関係する幅広い知識を学びながら業務を遂行します。
・プレゼン力
顧客にプレゼンの機会も多いコンサル業界。
プレゼン資料作成から発表能力まで、ビジネスマンとして必須のスキルを専門家から吸収できます。
・ロジカルシンキング
経営コンサルタントの業務は仮説→検証の繰り返しです。
全てのビジネスパーソンにとって必須のロジカルシンキング(論理的思考力)が自然と身につきます。
ー長時間労働に耐えられる人
これが最も重要な素質かもしれません!笑
最初の数年は月200時間程度の残業は当たり前です。
自分の成長のために土日問わず頑張れる体力と精神力が必要です。
コンサル業界に向いていない人
専門知識が欲しい人
IT、機械、電気、化学など専門のスキルが欲しい人はIT企業やメーカー等、専門性がより強い会社への入社をおすすめします。
コンサル業界ではプロジェクトによって必要なスキルが変わってきますので、どうしても広く浅くなりがちです。
人によって経営も専門スキルと捉えている方がいらっしゃいますので、気にならない方は特に問題ありません。
愛社精神が強い人
プロジェクトによって顧客が変わりますので、自社への貢献を仕事のモチベーションにしている人は達成感を感じにくい傾向にあります。
メーカー出身の人は今まで自社を成長させようと努力してきた人なのでその想いが強い人は多いです。
ただ、最近は日本でも愛社精神が強い人は減ってきていますね。
コンサル業界が欲しい人材
受験するコンサル会社と取引がある企業に在職の方
コンサル業界では人脈で仕事を取ることが大部分です。
意外かもしれませんが、昔からの繋がりで仕事を依頼する会社が多いのは事実です。
コンサル費用は高額ですので、一度取引をして実績がある会社と取引を続けることが多いのです。
コンサル側からすると、顧客の内部情報は非常に重要なので、取引がある会社の人材は喉から手が出るほど欲しいのです。
専門知識を保有している人材
コンサル業界で働いていると、どうしても知識が広く浅くなりがちです。
メーカーなどで経験があり、専門スキルを持っている人材は喉から手が出るほど欲しいのです。
終わりに
いかがだったでしょうか?
コンサル業界に向いている!優秀な人たちと切磋琢磨したい!と感じた人はぜひチャレンジしてみてください。
市場が大きくなっているコンサル業界では多くの優秀な人材を求めており、入社のチャンスは大きくなっています。
気になった方は下記リンクよりエージェントに登録して、現状のコンサル業界についてより詳しい話を聞いてみてください。
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