【元社員が語る】パナソニックの闇5選

 

ダツオメ
新卒で三菱電機へ入社
→デロイトトーマツコンサルティング
→パナソニック
→ITベンチャー(コロナ禍 30代で転職)

 

パナソニックってどんな会社なんだろう?
悪いところも知りたいな!

こんな疑問に答える記事を書きました!

この記事では、パナソニックの元社員である私が「パナソニックの闇4選」についてお話をします。

 

動画でみたい方はこちらから。

それではみていきましょう!!

パナソニックの闇

創業者の宗教集団!?

衝撃のタイトルですが、まずは創業者の紹介です。

創業者の紹介

名前:松下幸之助

パナソニックを0から立ち上げて、伝説の起業家として有名

iPhoneでお馴染み、Appleの創業者であるスティーブ・ジョブズも尊敬していたそうです。

幸之助さんを意識して座禅をして撮った写真は有名です。

Macが出た時の写真ですね。

Steve-Jobs

 

創業者を崇拝している人が多い

50代以上の人は伝説の創業者が生きていた時代を知っているので崇拝者が多いです。

そのため、創業者が作ったものを変えにくい文化が根強いですね、、

 

朝礼

創業者が生きている時代からある朝礼は、若手から批判が多いにも関わらず残り続けています。

毎朝あるので、フレックス制度にも関わらず制度を活用していない人がほとんどです。

朝礼には毎日行うものと、月に一回行うものがあります。

 

■毎日の朝礼の内容

・社歌を歌う
パナソニックの歌があり、全員で合唱します。
有名な作曲家に依頼しているので、お金の使い方に若手から批判が殺到しています。

・綱領の読み上げ
謎の文章を全員で音読します。
この強制的な音読は悪い宗教みたいですね、、

・所感
当番制でプライベートであった話を3分程度、全員の前で話します。
朝から人の話を聞くのは大変なので、ほとんどの人が下を向いています。
プレゼンの練習という名目なのですが、本当に必要なんですかね、、

 

■月に1回の朝礼

起立、礼!からスタートします。
小学生じゃないんだから、、
いつの時代だよ、、

と若手の不満が爆発しています。

 

パワハラ

実例

ここでは私が実際に遭遇した実例を紹介します。

1年で同じ部署の人が3人も休職しました。

ちょっと信じられないですよね、、

3人目の休職でパワハラの加害者は降格となりました。

当時はフロア中に怒鳴り声がよく聞こえていました、、

昇格試験

昇格試験の準備はサービス残業で対応します。

今の時代ありえるのか??とのレベルでサービス残業をします。

平日深夜から土日まで。

昇格試験の最中は、毎日疲れ果てている人がほとんどです。

そこまでがんばっても、経営がうまくいっていないので、試験に落ちる人もたくさんいます。

昇格試験の内容

昇格試験の内容は次の通りです。

・成果の報告
-パワーポイントでお偉いさんに発表
-A3用紙に成果をまとめる
→せめて発表だけでいいのでは?との若手の意見多数です。

・創業者の関係
-読書感想文
松下幸之助の本を2冊読みます。
-筆記テスト

創業者関係の謎の課題があります、、

これも宗教と言われる所以です。

 

そもそも昇格試験は必要なのか?

若手は昇格試験の存在を誰も納得していません。

そもそも普段の業務成果をしっかり把握していれば、わざわざ試験をする必要はないはずです。

おじさん世代が自分たちも苦労したから、、の気持ちで継続しているようです。

昇格試験の準備は世の中に価値を産み出していません。

メーカーの本質はものづくりでお客さんに価値を提供することのはずですが、、

 

低い営業利益率

営業利益率とは、「本業」の成果を計る指標のことです。

メーカーでいうと、モノづくりで稼いだお金のことですね。

メーカーでは5%以上が営業利益率の標準と言われています。

パナソニックは3%

順調に利益が出ているとは言い難い環境です。

次の一手が見えない

数年前に、テスラのEV(電気自動車)の電池を目玉にすると発表しましたが、利益が出ずに失敗に終わりました。

社長の会見中にこんなやりとりがありました。

記者:「テスラとの協働を後悔していますか??」

社長:「もちろん、していますよ、、」

異例の発言です。

社長自らがテスラの仕事を受注して後悔しているとの発言、、

この事業がどれだけ赤字を垂れ流したか考えれば理解はできますが。

これからの電池事業は暗い

これからのパナソニックの電池事業は明るくありません。

パナソニックの優位性が落ちているのが現状です。

電池事業が暗い理由は、他にも3つあります。

①価格競争に巻き込まれている

数年前まではEVのブームに電池の製造が追いついておらず、花形なんて言われたりもしました。

しかし、各国で電池の生産量が急増しました。

特に韓国や中国は、政府の資金を電池製造に流入するなどして、凄まじいスピードで生産量が増加。

中国では50万円という安いEVも出てきました

②テスラが電池の自社開発を開始

脱パナソニックの動きが加速しています。

③新技術が出てきている

新しい電池、全固体電池の技術開発が世界中で行われています。

パナソニックは技術開発に遅れています。

○全固体電池の特徴

-安全
電解液がなく、燃える危険性が低い。

-容量が大きい

 

いいところも少し

パナソニックは中途採用の家賃補助はいい会社です。

三菱電機の給料事情についてはこちら

【元社員が語る】パナソニックの年収、福利厚生、社風を徹底解説

 

動画で見たい方はこちら

最後に

いかがだったでしょうか?

この記事では、パナソニックの元社員である私が「パナソニックの闇5選」についてお話をしました。

 

私は三菱電機にも所属していましたので、「三菱電機の闇」にも興味がある方はこちらから。

【元社員が語る】三菱電機の闇4選

 

動画で見たい方はこちら

 

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