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文系だとどの職種がいいんだろう?
こんな疑問に答える記事を書きました!
この記事では、三菱電機とパナソニックを経験した私が「大手メーカーの事務系の職種」について解説します。
動画で見たい方はこちらから。
それではみていきましょう!!
大手メーカー事務系(文系)の職種
まずはメーカーの事務系職種の比率を見ていきましょう。
三菱電機の例を紹介します。
出典:三菱電機
営業が60%以上を占めていることがわかります。
残りは資材、経理、総務・人事が大半を占めます。
それでは順番に見ていきましょう。
営業
大手メーカーの営業は、法人営業が大半です。
※法人営業とは、会社相手の営業をすること。
法人営業でも大きく2つに分かれます。
・工場営業
・支店営業
工場営業
工場営業は、生産拠点の製作所で、製品企画、戦略立案、販売支援などを担当します。
と書くとかっこよそうなのですが(笑)実際は、お客さんと設計・開発部門との橋渡しのような役割になります。
企画をしようにも、製品や専門知識は設計と開発の人に敵わないのでしかたないですね、、
支店営業
支店営業は、お客さんの近くの支店にいる営業さんです。
市場やお客さんのニーズを把握して、製造・開発部門に伝えるのがメインの仕事になります。
一部ですが、優秀な営業はお客さんへの提案活動まで行います。
大手メーカーの営業になると、仕事を受注するのは部長以上のクラスになるのでスキルがつきにくいデメリットがあります。
結局、調整業務のような誰でもできるスキルばかりついていくようです、、
また、今後はIT、AIの導入によって人員削減も予想されます。
経理
経理は大きく次の2つに分かれます。
・財務会計
・管理会計
財務会計
財務会計は、簡単に言うと使ったお金を記録、管理するのがメインの業務です。
雑用に近いですね、、
財務会計の人員もIT化によって、だんだん削られていくことが予想されます。
管理会計
管理会計は、財務会計で作られた経費を見て、改善するターゲットを絞り、改善案を出す業務です。
提案業務となり、スキルもつくのでメーカーでは価値が高い業務です。
とはいえ、10年など長期で見ればAIに仕事を奪われる業務であるのは間違いありません。
総務・人事
総務
総務は雑務が多いです。
そのため、派遣社員も多くいる部門になります。
人事
人事は採用や教育、福利厚生、退職など人の管理を担当しています。
とはいえ、総務と同様に雑務が多いです。
資材・購買
資材の業務内容は、良い素材や部品を安く仕入れることです。
この一言だけ見れば簡単に思えるかもしれませんが、たくさんの知識やスキルが必要な職種です。
・素材や部品の知識
・交渉スキル
・財務会計の知識
-取引先が倒産しないか?チェック
・法律の知識
-契約、下請法、国際取引法など
知財
知財は特許関係を管理する部門になります。
使用する技術が他社の特許に触れていないか?
新しく特許を申請する時に他社と重なっていないか??
などをチェックする業務になります。
広報
広報は本社がメインです。
自社製品のPRのためにどんな宣伝をするのか?考える部門になります。
最後に
いかがだったでしょうか?
この記事では、三菱電機とパナソニックを経験した私が「大手メーカーの事務系の職種」について解説しました。
メーカーの事務系はITやAIによって仕事が奪われる部門が多いです。
自分で将来性を見極めて、どこの部門を目指すのかよく検討しましょう。
メーカーでは「配属ガチャ」といわれる闇があり、希望が通らないことも多いので、会計にいきたいのであれば簿記をとっておくなどの対策も必要です。
三菱電機とパナソニックの闇に関しては次の記事を参考にしてください。
Youtubeはこちらから。
パナソニックの闇はこちらから。
Youtubeで見たい方はこちらから。
転職を検討している方は、「転職の手順まとめ」の記事もおすすめです。
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