【エンジニア目線】2040年の未来予測

 

ダツオメ
新卒で三菱電機へ入社
→デロイトトーマツコンサルティング
→パナソニック
→ITベンチャー(コロナ禍 30代で転職)

 

「2040年の未来予測」の本が人気らしい
本が分厚くて読む気にならない!

こんな疑問を解決できる記事を書きました!

 

この記事では、ITエンジニアの私がエンジニア目線で「2040年の未来予測を分野別に紹介します。

著者は元日本マイクロソフト社長の成毛 眞さんです。

 

動画で見たい方はこちらから

それでは早速見ていきましょう!

 

小売

無人店舗

Amazon Go

AmazonGo

無人店舗のAmazon Goは聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。

人件費が高い先進国はどうやったら従業員を減らせるのか?頭がいっぱいです。

無人店舗の先駆けとなったAmazon Goを見ていきます。

 

Amazon Goの購入のしかたは次の通りです。

①入店時にスマホをタッチ

②欲しいものを自分のかばんに入れる

③レジはなく、そのまま店を出る

使用技術はカメラとセンサがメインです。

 

・導入コスト

導入コストはコンビニサイズで1,000~3,000万円かかります。

日本の人件費だとまだまだ厳しい金額です。

ただし、数年前は導入コストが1億円でした。

急ペースで下がってきていることがわかります。

今後は量産によって、さらなるコストダウンが期待されています。

日本のコンビニから店員さんが姿を消すのも時間の問題かもしれません。

 

・次の技術

Amazonは次なる技術開発を始めています。

手のひらをクレジットカードにする技術です。

手ぶらで買い物ができる未来も近いかもしれません。

 

RFID

RFID

RFIDとは、Radio Frequency IDentifierの略称です。

難しい横文字が出てきましたが、RFIDとは簡単に言うと次の通りです。

Radio:電磁波で

Frequency:ちょくちょく

IDentifier:ID情報

を取得する

 

・RFIDができること

・数メートル先のIDの読み取りが可能

・suicaと同じ技術で、長距離版と思ってもらえばOK

・使い方

uniqlo-RFID

レジでぴっぴっと一つずつ商品のバーコードを読み取ることが不要になります。

複数の商品を一気に読み取り可能です。

ユニクロでは既に採用されており、たくさんの服をカゴに入れたまま、一瞬ですべて読み取ることができます。

 

・製造業での利用

RFIDは製造業などの棚卸しで大活躍しています。

棚卸しとは1~3ヶ月に一回、在庫を確認する作業のことです。

今までは段ボールを開けて、一つずつ在庫を確認していましたが、RFIDを使うと段ボールのまま、しかも一瞬で作業を終わらせることができます。

こまめに在庫の確認もできるので、分析でも力を発揮します。

増産や減産もすぐに対応できるようになって、無駄な出費を減らすことにも繋がります。

 

・現状

現状では製造業などがメインで利用しています。

RFIDのコストは一枚10円なのですが、小売のような薄利多売の業界では10円が死活問題になります。

 

しかし、ユニクロは世界一位のアパレル企業の力でRFIDを量産化し、導入に成功しています。

ユニクロのレジに大行列ができていたのは昔の話ですね。

さらにレジ担当の店員さんが減っているのもわかると思います。

 

なんと、世界の10%のRFIDをユニクロだけで利用しています。

今後は量産化が進み、一枚1円以下になる予想がされています。

そうなればユニクロ以外でも日常的に見ることができそうですね^^

 


移動、物流

空飛ぶ車

flying-car

空飛ぶ車は夢物語ではなくなっています。

既に完成車の試運転が始まっています。

 

モルガン・スタンレーの予測

アメリカの投資会社であるモルガン・スタンレーの予測では、2040年までに世界のGDP1.2%の1.5兆ドルに市場が拡大すると予想しています。

計算しやすいように1ドル100円としても150兆円規模です!

日本の一年の国家予算が100兆円ですから、すさまじい規模だとわかると思います。

 

過疎化する地方で活躍

日本では人口減少と少子高齢化から、地方で道路や線路の整備ができなくなると言われています。

となれば、空中の利用が必須になります。

空飛ぶ車の早期の実用化に期待ですね!

 

医療

医療でも物流と同様に、地方での問題が指摘されています。

医師不足の深刻化です!

医師不足もテクノロジーで解決すると予測されています。

 

AI

一つはAIの活用です。

受付ロボット

AIによる受付ロボットが注目されています。

回転寿司で受付ロボットは見るようになりましたが、医療での受付ロボットは順番に通すだけではNGです。

患者の病気の重さを考えて、優先度を判断する必要があります。

AIを利用して自動で順番を決定してくれる未来がそこまできています。

 

薬の自動処方

AIを利用すれば最適な薬をミスなく処方してくれます。

医者によって知識が異なっているので、違う薬を出す。

医者や薬剤師のミスで違う薬を出す。

こんなことがなくなります。

そして、自動で薬を選ぶということは薬剤師の需要が下がることを意味します。

薬剤師は不安な患者さんに寄り添うメンターのような役割になることが予想されます。

 

最新のテクノロジーを知りたい方は「ソフトバンクグループの決算発表」の記事もおすすめです。

ソフトバンクグループの決算発表では、毎回新技術の紹介があります。

【ITエンジニア目線】ソフトバンク2021年第3四半期決算発表の所感

動画はこちらから

 

デジタル化

オンライン診療

コロナの影響もあり、オンライン診療が急激に普及してきました。

今までは医療協会が個人経営の医者を守るためだけに頑なに拒否されてきましたが、コロナ禍ではそうも言ってられません。

ついに政府からオンライン診療の許可が出始めました。

 

今後の医療業界

オンライン診療が始まると、優秀な医者に見てもらいやすくなります。

そうなると、医師免許の価値が下がることが予想されます。

近所だからというだけで利用されていた医者は不要になります。

 

もちろん技術力が高い医者は残り続けます。

特に、

・外科

・歯科

といったロボットではまだまだ難しい人の細かい技術が必要な医者は残り続けます。

 

評価社会

中国では既に街中にカメラが設置されており、監視され、評価される社会が始まっています。

この流れは世界にも普及されると予想がされています。

 

国民全員がスコアを持つ

国民全員が評価のスコアを持つことになります。

スコアが下がる時

信号無視

中国の深センでは、信号無視をした人が大型画面に映し出される取り組みもあります。

他にも、次のような時にスコアは下がります。

・公共料金の滞納

・レストランの無断キャンセル

 

スコアの利用

スコアはさまざまな場面で利用されます。

・結婚

・就職

・シェア自転車
時間の延長が可能

・図書館
借りられる書籍数が増える

 

今後の世界の動き

世界では2極化されると予想されています。

1つの国でも場所によって分けられます。

・監視される場所

・監視されない場所

プライバシーの問題から監視されない場所も作っておく必要があるんですね。

中国では政府が全ての決定権があるので、国中を監視して世界一安全な国になるとの予測もあります。

 


 

エネルギー

SDGs

SDGs

SDGsとは、「Sustainable Development Goals」のことです。

日本語で言うと、「持続可能な開発目標」です。

簡単に言うと、環境に配慮した開発をしていこうと言うことです。

 

エネルギーの分野では「蓄電」と「発電」の二つに分けて語ることができます。

蓄電

今までのテクノロジーでは、電気を作ることはできても貯めることが難しい課題がありました。

蓄電の問題を解決するのに全固体電池が注目を浴びています。

 

全固体電池

全固体電池

全固体電池には次の特徴があります。

・燃えない

・小さい

・リチウムイオン電池の2倍のエネルギー

スマホが燃えたなんてニュースを聞いたことがある人もいると思います。

電池の電解液が漏れるのが原因で燃えるのがほとんどです。

全固体電池は名前の通り、液体がないので安全性が高く、貯められる電気も多いといいことづくめです。

 

全固体電池の特許の54%を日本が保有しています。

TOYOTAが本気になっているのが特許数が多い要因となっています。

しかし、アメリカや中国も電池の開発には力を入れているので、これからどの国が勝つのかはまだまだわからない状況です。

 

発電

発電では風力発電が特に注目されています。

風力発電

・ヨーロッパ

着床式

ヨーロッパでは既に普及されています。

その要因として、「遠浅の海が多い」ことが挙げられます。

「遠浅」とは、「遠」くまで行っても、「浅」い海が続いていることをいいます。

 

風力発電には「着床式」と言われる方式が採用されています。

海底に風車をさす方式ですね。

遠浅の海だからこそできる方式です。

 

・日本

浮体式

日本はこれから風力発電を普及させる方針を政府が発表しました。

「浮体式」といわれる方式です。

日本では、海に出るとすぐに深くなることが多いからです。

浮体式は名前の通り、風車をぷかぷか海に浮かべます。

技術的に難しく、まだ世界を見ても例が少ない方式です。

ただし、地震に強いというメリットもあり、地震大国の日本では注目されています。

 

災害

地球温暖化

2,100年に平均気温が4℃上昇するといわれています。

4℃はたいしたことがないと思われがちですが、大きな影響を世界にもたらします。

 

サンゴ礁が絶滅

珊瑚礁

4℃気温が上がると、珊瑚礁が全滅します。

珊瑚礁には、海洋生物の30% 以上が生息しています。

なんと、数億人の食料事情が深刻になる影響があるのです。

 

地震

地震大国の日本では地震は要チェックですね。

その中でも、高確率で起こる「南海トラフ」と「首都直下地震」の学習は必須です。

南海トラフ

・M9

・30年以内に70~80%

・20年の損失1,410兆円

 

首都直下地震

・M7

・30年以内に70%

・20年の損失778兆円

・死者の70%は火災

どちらも70%以上という高確率で発生します。

東京は火災で大きな被害が起こると言われていますが、対策は全然進んでいない印象です。

建物の間を空けるなどで対策費用は10兆円といわれていますが、被害額を考えると軽微なのがわかります。

 

個人の対策

少なくとも、自分が住んでいる場所の影響は確認しておきましょう。

ハザードマップがひどい地域に安易に家を建てることがないように注意です。

 

水害

2019年の台風19号は記憶に新しい人も多いのではないでしょうか。

10万棟以上の住宅に被害を与えました。

水害のハザードマップの確認ももちろん重要です。

ただし、台風や大雨は事前に逃げられるので、いつでも逃げられる準備はしておきましょう。

 

火山の噴火

富士山

富士山の噴火

火山学的に富士山は100%噴火すると言われています。

富士山は遠いし、関係ないか〜というわけにはいきません!

火山灰の影響は遠く離れた東京にも甚大な被害をもたらします。

 

東京にも火山灰が数センチ積もると言われていますが、その影響は次のように恐ろしいものになります。

物流、人の移動が止まる
-車道に灰が積もり車を運転できない
-線路に灰が積もり電車が走ることができない
-飛行機のエンジンに灰が入り飛ばせない

・送電線が倒壊
長期間の停電

・コンピュータ通信機能が停止

・火力発電が停止

・農作物が全滅

東京が麻痺すると、世界のGDPは毎年5%低下すると言われています。

世界三位のGDPをほこる日本なので世界への影響も大きくなります。

成毛さんは経済のために諸外国が支えると予想をされています。

 

水不足

近い将来に水不足で戦争が起こると言われています。

上流側の国が水を斡旋し、下流側の国がダムをテロで破壊することなどが発端になりそうです。

水不足が懸念されているのはパキスタン、インド、中国の大国です。

この3つの国は核保有国ですので、戦争となった場合は世界に影響があるのは間違いありません。

 

ダツオメ流!行動術

ネガティブな情報も多かったですが、最後に私なりの行動術を紹介します。

心配しすぎる必要はありません。

なぜなら、ネガティブな試算にはテクノロジーの進化が計算に含まれていないからです。

過去の例でいくと、「石油はあと10年でなくなる」なんて言われていましたが、テクノロジーの進化で石油はまだあります。

さらに、発電や蓄電、EVのテクノロジーの進化で石油に頼らない未来が見えてきています。

過度に不安になる必要はありません^^

 


 

個人で考える必要はある

ただし、個人レベルでは「災害」と「今後のスキル」に関して考えておく必要があります。

災害

災害に関しては次のことを考慮に入れておく必要があります。

・どこに住むか?
-ハザードマップを確認していますか?

・持ち家のリスクを理解しているか?
-地震で倒壊して数千万円の借金が残らないか?

・海外に住めるスキルはあるか?
-英語はできるか?
-各国の文化や気候を知っているか?

 

今後のスキル

今後のスキルを考える上で、世界の市場を把握しておくことは重要です。

・災害が起きても働けるスキルはあるか?

・1社に依存していないか?

・汎用性のあるスキルか?

・伸びる分野のスキルか?

特にやりたいことがない方は、IT分野をおすすめしています。

興味がある方はこちらの記事も参考にしてください。

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未来に心配しすぎる必要はないですが、

明るい未来のために、今、自分なりに何をすべきかを考えることは重要です

一緒に明るい未来いを掴み取りましょう^^

 

終わりに

いかがだったでしょうか?

 

この記事では、ITエンジニアの私がエンジニア目線で「2040年の未来予測を紹介しました。

 

本を読みたい方はこちらのリンクよりどうぞ。


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