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この記事では、コロナ禍に30代未経験でWeb系自社開発企業に転職した私が、「転職成功のコツ」などお伝えします。
ITエンジニア転職記録
エンジニアの適正を確認する
苦労してエンジニア転職に成功しても「エンジニアおもしろくないな〜」とミスマッチが起きないように、まずはエンジニアの適正を確認しましょう。
基本的にはprogateの無料プランだけで大丈夫です。
私の例)
progateでプログラミング(HTML / CSS / Ruby)の基礎の基礎を学ぶ
※無料プランでOK
↓
TECH::CAMPの稲妻コースを受講
(10日間詰め込みで約17万円)
※コスパが高くないのでおすすめはしません。
プログラミングは学習が進んでいくうちに、どんどん新しいことが出てきます。
おもしろくないと感じることもあると思いますが、学習を進めていくと楽しくなるだろうな〜ぐらいのビジョンが持てればOKです。
英単語と熟語を全く知らないのに、いきなり英作文を書いているイメージなので難しくて当然です^^
何系のエンジニアを目指すか決める
私は高単価で時間と場所に縛られない働き方を目指しているのでWeb系エンジニアを選択しました。
Web系エンジニアについて詳しく知りたい方は次の記事を参考にしてください。
ポートフォリオ作成
「エンジニアの適正を確認」
「何系のエンジニアを目指すか決定」
ここまでくれば転職活動で使用するポートフォリオ(転職時に勉強の成果を見せる作品)の作成です。
ポイントは「時間をかけすぎない」こと。
私は6社の面接に進みましたが、ポートフォリオの感想をもらったのは1社だけでした。
未経験のポートフォリオは重視されない印象です。
私の例)
udemyの有料動画でRuby on Railsを使用して簡単なQ&Aサイトを作成(2,000円)
がんばって100時間を確保してポートフォリオを改善したとしても、しょせんは未経験のレベル。
就職すればたった1ヶ月で160時間(8時間×20日)学習することになるのでレベルが低く見えて当然です。
企業の採用側とすれば、未経験者の採用においてレベルの高いポートフォリオを見たいのではありません。
レベルが低くてもいいのでポートフォリオを作り切れる、就職しても挫折せずにやり切れる人かどうかを判断したいのです。
学習を進めていくと、いつのまにかレベルの高いポートフォリオを作ることが目的に変わってしまう人が多いです。
目的は早く転職して経験を積むことだと思うので、学習に熱心になっているうちに本来の目的を見失わないように要注意。
早く転職するとたくさんのメリットがあります。
・環境
-質問できるプロが近くにいる
-仕事なのでやらなければならない環境が作れる
・錯覚資産の形成
-経験年数の積み上げ
※経験年数で単価が上がる企業が多数あります
学習教材がありふれている現状では基本的にはプログラミングスクールは必要ありません。
投資として200万円程度になるので、コスパはかなり悪いです。
※プログラミングスクールが3ヶ月で90万円、生活費20万円×5ヶ月(スクール3ヶ月、転職期間2ヶ月)で計算
ただし、最初は環境構築やたくさんのエラーで詰まることが多いです。
学習しなければならない環境と質問ができる環境ができることは大きなメリットなのでお金にかなり余裕がある人は検討してもOKです。
エージェント登録
各社得意分野が異なり、違う求人が出てくるのでエージェントは1つに絞らずに複数登録しましょう。
複数人とのやりとりは手間はかかりますが、理想に近い会社に入りたければやるべしです!
私の例)
・登録したエージェント
リクルートエージェントのみ。
※リクルートエージェントから他のエージェントを紹介してくれます。
・やり取りしたエージェント
-アイムファクトリー
-ワークポート
-リクルートエージェント
-パソナ
-JAC
-Type
・リクナビNEXTのリンクです。
応募
エージェントに登録して自分の希望を伝えると、たくさんの会社を紹介してくれます。
未経験者の書類選考通過率は10~20%。
書類選考でばんばん落ちるので、ちょっとでもいいと思ったら応募していきましょう!
私の例)
・応募 68社
・書類選考通過 11社(16%)
面接
別業界からの転職では「興味を持ったきっかけ」「未経験の分野に挑戦する理由」「何をやりたいか」「今後の展望」はしっかりと考えておく必要があります。
会社としては挫折せずに長く働いて欲しいので、これらの質問は間違いなく聞かれます。
私の例をお伝えします。
・興味を持ったきっかけ
前職で業務効率化システムの企画提案から導入までを担当
開発は外注したが、開発の難易度や工数がわからずに外注から提案された条件のまま発注した。
このままでは自分の代わりはいくらでもいて市場価値が上がらないと思った。
・未経験の分野に挑戦する理由
ITは伸び続けている市場に対して人材の供給が追いついていない。
今後10年以上はこの傾向が続き、人材価値が伸び続けることは間違いない。
自分が主戦場としている日本メーカーは衰退が見えているのでどこかで外に出ないといけないと考えていた。
・何をやりたいか
まずはバックエンド開発を希望。
バックエンドから始め、フロントエンド、スマホアプリ開発、機械学習にも可能であれば触れてみたい。
やってみないと自分の好きなことや得意なことがわからないと思っている。
・今後の展望
※期間はやってみないと明確にわからないので仮説
1~3年 バックエンドでバリューを発揮できる存在になる
4~6年 別の言語の習得
7年~ 開発専属 or 上流工程 or プレイングマネージャーのどの道に進むか決めて専門性を高める
内定
いよいよ内定です。
このタイミングで面接では聞きにくかったことをしっかり確認しましょう。
研修が充実しているか、待遇面などなど。
私の例)
・内定 2社(自社開発1社、受託1社)
・面接不合格 3社
・辞退 6社
※書類で通過した中の第一希望に内定したため。
自社開発、受託、SESの中だと自社開発企業のメリットが大きいのは有名です。
意見が分かれると思いますが、私は自社開発企業から内定をもらえなくても入社するべきだと思っています。
3ヶ月の間、研修でお金をもらいながら働くだけでも大きなメリットです。
希望する業務にアサインされなくても、半年程度で転職すれば未経験の時よりも選択する幅がグッと広がります。
IT業界では人材の流動性が高く、他の業界と比較しても短期間の転職で評価が下がることは少ないのはいいですね^^
終わりに
いかがだったでしょうか?
この記事では、コロナ禍に30代未経験でWeb系自社開発企業に転職した私が、「転職成功のコツ」などお伝えしました。
色々な人の記事を参考に、自分の転職戦略を練ってみてください^^
もっとこんなことも知りたい!など、ご意見・ご感想ありましたらお気軽に以下のコメントやTwitterより投稿をお願いします。