堀江貴文さん著書「東京改造計画」 要約

この記事では堀江貴文さん著書の「東京改造計画」の要約をしています。

 

重要な部分をピックアップして、よりわかりやすい言葉で表現しました。

 

37個の提言がありますので、それぞれ説明します。

 

 

目次

第一章 経済

 

1.本当の渋滞0

ダイナミック・プライシングの推進

※ダイナミック・プライシング(Dynamic Pricing)とは、商品やサービスの価格を需要と供給の状況に合わせて変動させる価格戦略。

 

混雑時の料金を500円程度上げる取組み。

 

ETCを搭載していない車は首都高に入れないようにして、列をなくす。

係の人も減らす。

 

 

2.ETCゲートをなくす

ETCは時速150キロでも計測できるシステムなので、ゲートもなくして低コストで設置できる

 

 

3.パーソナル・モビリティ推進都市に

パーソナル・モビリティ(一人乗りの乗り物)を推進する。

 

 

バスは座席を取っ払って箱だけにし、パーソナル・モビリティごと乗り込み、バスの中で充電までできるようにする。

 

足の悪い人もそのままバスに乗車できるようにする

 

 

4.満員電車は高くする

 

ダイナミック・プライシングの推進。

 

オンラインでの業務を推奨する。

 

 

5.切符も改札機もなくす

 

改札機は1台数百万円する。

 

メンテナンスも必要となる。

 

 

6.現金使用禁止令

 

脱税の防止。

 

感染症の予防にもなる。

 

 

電子化が浸透すると国民へ10万円の給付もスムーズにいく。

 

 

7.東京メトロと都営地下鉄を合併・民営化する

 

お金儲けが下手な役人よりも、民営化することで駅ナカも格段によくなる。

 

民間企業ならではの発想によって、地下鉄はもっともっと便利で面白くなる。

 

 

8.Uber解禁

 

東京のタクシーは高すぎる

 

白タクを解禁してライドシェアを促進する

※白タクとは自家用車でタクシーのように料金をもらって人を運ぶこと

 

田舎ではタクシー会社が衰退して、タクシー空白地帯が生まれている。

 

自家用車を持っていない人は困ってしまう。

 

 

UberやDiDiが入れば価格競争が始まり、タクシーはもっと安くなる。

 

 

9.東京の空が空いている

 

景観の維持などで空中の権利を都が保有している。

 

高層ビルを建てるために民間に売却することで、その売却益で道路の改修などのインフラ整備をすることができる。

 

 

10.江戸城再建

 

マンガ「江戸城再建」を現実にしたいとのこと。

 

これは賛同できない人が多いと思います。

 

 

11.VRのインフラを整える

 

新型コロナウイルスなどの感染症と共に生きるwithコロナの時代ではライブが難しい。

 

最前列真正面の席にカメラを置くと、主催者側は多額の会場費を抑えられて、観客は移動もなく、かなりいい席で楽しめる。

 

 

12.足立区は「日本のブルックリン」に生まれ変わる

 

家賃が安い足立区で東京都が持っている土地や施設を開放してアーティストが入居できるようにする。

 

 

13.築地・豊洲市場改革案

 

冷蔵技術が発展した現代では早朝のセリは必要ない。

 

テレワークで十分。

 

 

魚も獲れたてが美味しいわけではなく、科学的にも1週間程度寝かせたほうがおいしいことがわかっている。

 

 

14.築地市場跡地のブランド化

 

築地はあらゆる食を楽しめる一大拠点にする。

 

かっこいい演出を加えて、「ショー」としてのセリを見せる。

 

 

15.オリンピックはリモート競技に

 

withコロナの対策として、各国代表の選手たちはわざわざ東京に集まらず地元からリモート配信をする。

 

個人競技なら可能だろう。

 

 

数百人単位の会場を複数作って5G8kの技術を使ってパブリック・ビューイングを開く。

 

生で解説が聞けるし、空調が効いて涼しく、トイレにも並ばなくていい。

 

 

 

 

東京改造計画【電子書籍】[ 堀江貴文 ]

 

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第二章 教育・社会保障

 

16.オンライン授業促進

 

オンライン授業導入で長時間労働の教員の負担を大幅に削減できる。

 

日本一教え方がうまい教師に教わることができ、巻き戻しや早回し、反復もできる。

 

先生はモチベーションが低い生徒のサポートに回る。

 

 

17.紙の教科書廃止

 

タブレットを支給して荷物を減らす。ランドセルも不要

 

 

18.学校解体で子どもの才能を開放する

 

 

オンライン授業の導入で広大な学校の土地と建物が空け、売却や貸出でキャッシュを生み出す。

 

キャッシュを教育支援にまわす。

 

 

19「正解」を教えない教育

 

スマホで「正解」はすぐに検索できる。

 

暗記主体の教育ではなく、自分の頭で考える教育が必要。

 

 

20.大麻解禁

 

 

詳しくはコンプライアンス上書けないが、少子化対策にも使用できる。

 

 

21.低用量ピルで女性の働き方改革

 

毎日低用量ピルを飲むと生理痛が緩和するだけでなく、子宮内膜症の治療や、卵巣がんの予防にも有効とされている。

 

日本はピルの普及率が先進国でも最低レベルである。

 

ピルの助成金を出す。

 

 

22.健康寿命世界一

 

具体策は23に記載。

 

 

23.「ジジ活」「ババ活」で出会い応援

 

高齢者のマッチングアプリを作って、活動的にする。

 

 

24.東京のダイバーシティ

 

LGBT(レズビアン、ゲイ、バイ・セクシャル、トランスジェンダー)に慣用的ではない日本。

 

マイノリティ(少数派)に配慮を巡らせる社会は優秀な人材を呼び込むためのキーにもなる。

 

 

 

 

第三章 新型コロナウイルス対策

※ホリエモンは経済活動を再開させる派です。

 

25.ストップ・インフォデミック

 

インフォデミックとはフェイクニュースが広まること。

 

科学的知見に基づいて、正しい施策ができるリーダーが必要

 

 

26.経済活動を再開せよ

 

失業者が増えて、自殺者が増えるほうが怖い

 

 

第四章 都政

可能な限り民営化を推進し、都の職員数を減らして経費を下げる。

 

27.今こそネット選挙を導入せよ

 

withコロナでは必須

 

それでも権力者は既存のルールが変わらないほうが有利なので、導入されないだろう。

 

 

 

28.QRコードで投票できる

 

前回は60%だった投票率が確実に上がる

 

特に若者の投票率は増えるだろう

 

 

29.記者会見なんてオンラインで開けばいい

 

withコロナでは必須

 

世界では既に実施されている。

 

 

30.都職員の9割テレワーク化

 

仕事をコンパクトにして、残業も減らすことができる

 

 

31.都職員の英語公用語化

 

英語を公用語化するとグローバルの優秀な人材も獲得できる

 

 

32.東京都のオール民営化

 

ペーパーレス化、テレワーク化を主導し、組織を解体してどんどん民営化を進める。

 

 

 

 

 

第五章 未来の生き方

 

33.「妖精さん」のリストラ計画

 

「妖精さん」とは働かない中高年のことである。

 

テレワークにより出勤や移動時間が削減されてムダな仕事をしていた人が可視化される。

 

 

34.遊び場を増やす

 

図書館を民営化して、より過ごしやすくなった事例もある。

 

東京都が持っている有効活用されていない物件を利用する。

 

 

35.限りなく生活コストを下げる

 

849万戸ある空き家を利用して、家賃が限りなく0で住めるシェアハウスを開設。

 

 

36.人生100年時代のコミュニティ

 

HIU(堀江貴文イノベーション大学校)の宣伝

 

 

37.都民限定の無料オンラインサロン

 

オンラインサロンでコミュニティ作りを宣伝。

 

 

 

終章 今こそ、明るい未来のために、立ち上がろう

 

ろくに公約も実現できない政治家はだめ。。

 

どんな批判を浴びても、正しい決断、強い実行力がある政治家が必要!

と締め括っています。

 

 

最後に感想

 

いかがだったでしょうか。

 

この記事では堀江貴文さん著書の「東京改造計画」を要約しました。

 

 

私はビジネス経験者が政治家をやるべきだと思っています。

 

国や都市も売上を伸ばし、不要なコストをカットするという面では経営者の業務そのものだからです。

 

2世代の政治家やアナウンサー上がりの政治家が国をよくできるとは到底思えません。。

 

 

みなさま色々な考えをお持ちだと思いますが、この記事が少しでも政治を考える際に役立てば幸いです。

 

「東京改造計画」のご購入を検討の方は以下のリンクを参考にしてください。

 

東京改造計画 堀江貴文の本の表紙
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