お金が増える 米国株超楽ちん投資術|たぱぞう【要約・感想】

 

ダツオメ
三菱電機
→デロイトトーマツコンサルティング(DTC)
→パナソニック
→ITベンチャー

 

この記事では、有名投資家のたぱぞうさん著書「お金が増える 米国株 超楽ちん投資術」を私の感想と共にレビューします。

 

 

たぱぞうさんってどんな人?

 

日本で有名な投資家の一人。
月間100万PVを誇る人気ブログ「たぱぞうの米国株投資」を運営。
現在は某投資顧問のアドバイザーも務める。

 

 

米国株インデックス投資

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本著では米国株のインデックス投資をおすすめしています。

 

本著でおすすめされている稼ぎ方

長期投資(10年以上)で、「配当金の収益」をターゲットに投資をします。

 

 

 

インデックス投資って何??

 

インデックス投資とは、主要な経済指標と連動するように運用されているインデックスファンドに対する投資のことです。

 

 

ん???(全然わからん、、)

 

ダツオメ
投資って専門用語多くて難しいよね(笑)

 

ここでは簡単な例を使って(かなりざっくり)説明します。

 

インデックス投資の例

有名な上場企業(日本でいうとトヨタ、パナソニックなど)100社に均等に投資すること。

 

これが、インデックスの種類によって、500社だったり、4000社だったり企業数が変動します。

 

 

ここからは「米国株インデックス投資」がおすすめの理由を説明します。

 

米国株を選ぶ理由

 

著者や有名投資家が米国株をおすすめする理由は、大きく次の2つがあります。

 

1.アメリカは人口が増加しており、消費成長国である

 

株価の上昇には、「人口」と「消費」に大きな相関関係があります。

 

例えば日本では人口が減少しており、消費も縮小していくので、株価が上がる期待は少ないです。。

 

EUやオーストラリアでも株価は横ばいの傾向があります。

 

 

2.投資に見合った法整備がされている

 

GDPと株価が連動しているか?

連動するように法整備がされているか?は重要です。

 

国の経済がどんどん良くなって、GDPが上がっても、株価への影響が少なければ投資の判断が難しいのです。

 

 

アメリカでは、法整備がしっかりされているのでGDPと株価が連動しています。

 

これに加えてアメリカ企業では、株主を非常に大切にしており、景気が悪くなっても配当金をしっかり出す傾向があります。

 

株主の力が大きく、社長をクビにすることもできるので、配当金をしっかり出すのもうなずけます。

 

 

日本では、アメリカほど株主を大切にしない傾向にあります。

 

会社の景気が悪いから、配当金を0にするなんてニュースを聞いたことがある人もいるのではないでしょうか。

 

また、株式を新たに発行して増資し、1株当たりの株価を下げるなんて荒技を大企業でも実施してしまうのが現状です。

例)100株あって、1株1000円の価値があるとする。200株に増やして、1株500円の価値にする。

 

 

東南アジアなどの発展途上国の株もいいのかな??
これから伸びそうだし。

 

 

発展途上国の経済が伸びる可能性は高いですが、GDPと株価が連動していません。

 

本著でも発展途上国への投資はおすすめしていません。

 

 

■発展途上国のGDPと株価が連動しない理由

1.企業の正しい情報が不足している。
2.無秩序にお金が流出。もしくは集まりすぎている。
3.粉飾や汚職がある。

 

 

配当

配当金の写真

 

 

「米国株インデックス投資」の配当は、今後10年、平均4~5%と予想されています。

※バンガード社などの世界的な資産運用会社の予想

 

 

為替の影響

 

米国株は為替の影響を受けます。

 

長期的に見ると、為替は株価と比較しては大きな変動はありません。

 

長期投資では無視してもOKと本著では述べられています。

 

 

世界の分散投資の要素もある

 

「米国株インデックス投資」に含まれる企業の売上は、4割がアメリカ以外の売上となります。

 

つまり、世界的な分散投資の要素も備えていることになります

※6割はアメリカの売上ですので、さらにリスク分散したい人は債権も検討してください。

ややこしくなるので、債権についてはこの記事では省略します

 

 

VT(全世界株式)との比較

 

VTとは、全世界の株式と連動するものです。

 

低成長の国も混ざるので、本著ではおすすめしていません。

 

 

積立のメリット

 

毎月、同じ額を積立することで、株価や為替の変動リスクを抑えた投資ができます。

※専門用語で「ドルコスト平均法」と呼ばれています。

 

特に、「積立NISA」の利用がおすすめです。

 

積立NISAとは

低金利時代の現在、お金は貯蓄していても増えません。

積立NISAは国が「貯蓄から投資へ」促すために作った制度です。

 

積立NISA

内容:1年間で40万円までは発生する配当金の税金を免除
期間:20年間

※積立NISAの詳細は「SBI証券の記事」をご確認ください。

 

 

税金

 

米国株は28%の税金がかかります。

※米国と日本両方で引かれるため。

 

確定申告で一部免除が可能です。

投資初心者の方は、積立NISAの範囲内で投資をして、税金がかからないように運用しましょう!

 

 

 

私の結論

 

本著を読んだ私の投資の結論です。

※他の投資関連の本やYouTubeで得た知識も参考にしています。

 

積立NISAを利用し、「楽天・全米株式インデックス・ファンド」で月に3万円(積立NISAの上限内)投資します。

 

その場合の運用成果のイメージは次のグラフの通りです。

※1年間で4.5%の配当を想定

金融庁 資産運用シミュレーション

※引用:金融庁 資産運用シミュレーション

 

 

 

楽天・全米株式インデックス・ファンドとは

 

楽天はVTIと同様の値動きになります。

 

VTIとは、米国株式市場の大型株から小型株まで、米国市場に上場する株式の99.5%にあたる約4000銘柄で構成されています。
成長の期待される小型株も含まれ、米国市場全体を反映する指数。

 

 

 

終わりに

 

いかがだったでしょうか?

 

この記事では、有名投資家のたぱぞうさん著書「お金が増える 米国株 超楽ちん投資術」を私の感想と共にレビューしました。

 

 

皆さんの投資ライフの参考になれば幸いです。

 

 

購入を検討されている方は次のリンクを参考にしてください。


 

 

 

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